この事例の概要

  1. 課題 Before

    何から手をつけてよいか分からず、ソフトウェアを入れること前提で考えていた

  2. 施策

    業務とデータの現状分析、業務フローの言語化、優先順位づけとロードマップの設計、OSSでの最小構成の検証

  3. 成果 After

    課題が言語化され、自分たちでやることと外部に任せることが明確になった

業種
製造業
サービス
DX Planner、DX Helper
期間
4か月
技術
Nextcloud、PostgreSQL

株式会社UCHIDA様 インタビュー記事

【支援事例】「ITの前に、まず組織だった」現状把握で見えた、製造業DXの真の第一歩

株式会社UCHIDA(伊藤様) × 株式会社Toolchain(藤本)

Toolchainが提供する「伴走支援型・現状把握支援」。4ヶ月間のプロジェクトを終え、どのような変化が生まれたのか。代表の伊藤様に、率直な感想を伺いました。


1. 外部の客観的な視点で「課題が言語化」された価値

藤本

この4ヶ月間、まずは「現状把握」という名目で支援させていただきましたが、振り返ってみて一番価値を感じた部分はどこでしょうか?

伊藤さん

やはり、今まで自分が課題だと思っていたことを、外からの客観的な視点で指摘していただけたことですね。自社の課題がより明確になり、何よりそれらが 「言語化」されたこと が大きいです。まだ完璧ではありませんが、これから進むべき方針がしっかりと見えてきました。

藤本

ありがとうございます。支援の中で、当初のイメージと違った部分はありましたか?

伊藤さん

最初は「ソフトウェアを導入して、それをどう使うか」がメインだと思っていました。でも実際にやってみると、ソフトを入れる前の段階、つまり「組織づくり」や「業務フロー」の整理の重要性が想像以上に大きかった。ここを先に整えないと、どんなツールも活きないということに気づけたのが最大の収穫です。


2. 「ツールありき」から脱却し、選択肢が広がった

藤本

DXに対する「視界」の変化はありましたか?

伊藤さん

以前は、広告で見かけるような限定的なツールしか知らず、「どれも自社にはぴったり合わないな」と思いながら選んでいました。しかし今回の支援を通じて、解決策にはたくさんの選択肢があること、自分たちに合わせた作り方があることを教えていただき、世界が広がりました。「これなら変われる」という、明るい未来が見えた感覚です。


3. 現場が「デジタル化」に対して前向きになれた理由

藤本

4ヶ月の伴走の中で、現場のメンバーや管理側の認識に変化はありましたか?

伊藤さん

ツールそのものの話以上に、組織的な役割分担や業務フローについての会話が増えましたね。一番驚いたのは、現場の「空気感」です。

藤本

現場の方々の反応はどうでしたか?

伊藤さん

普通、新しいツールを入れるとなると「作業が増える」と拒否反応が出るものですが、藤本さんが現場に深く入り込んでヒアリングしてくれたおかげで、みんなが 「デジタル化によって仕事が楽になる、良くなる」という期待感 を持てるようになりました。おかげで、社内全体が明るい雰囲気でDXに向き合えています。

株式会社UCHIDA IT担当伊藤様

株式会社UCHIDA 伊藤様


4. Toolchainの支援スタイル:スピード感と深い関わり

藤本

弊社の支援スタイルについて、正直な感想を教えてください。

伊藤さん

正直、ペースは早かったです。でも、本気で会社を変えようと思ったら、このくらいのスピード感で踏み込んでもらわないと変われない。特に、他社だと返信に数日かかることも多いですが、Toolchainさんは即レスで、かつ現場まで「見に行かせてください」と自ら動いてくれる。その密度と当事者意識の高さが、スムーズな進行に繋がったと感じています。


5. 同じ悩みを持つ製造業の方々へ

藤本

どのような企業に、この現状把握支援をお勧めしたいですか?

伊藤さん

弊社のような中小規模の製造業には強くお勧めしたいです。社内にITに詳しい人間がいないと、そもそも自社で現状分析すらできません。

伊藤さん

「何から手をつけていいか分からない」という状態でも、まずは現状を分析してもらい、「自分たちでできること」と「外部に任せるべきこと」を明確にする実行計画を立ててもらうだけで、その後の動きやすさが全く変わります。50名規模くらいで、DXの一歩目を踏み出せずにいる企業には、ぜひ体験してほしいですね。

6. Toolchainが実施した支援内容

本プロジェクトでは、ツール導入に先立ち、意思決定ができる状態を作ることを目的に、以下を実施しました。

  • 業務・データの現状分析(Excel解析・工数/在庫/受注フローの可視化)
  • ヒアリングおよび業務フローの言語化(スプリント形式+アンケート)
  • 課題整理と優先順位付け、改善ロードマップの設計
  • OSSを活用した最小構成での環境構築(Nextcloud / PostgreSQL 等)
  • 簡易的な在庫管理アプリの開発・検証

これにより、曖昧だった業務や課題を構造化し、次に何をすべきかが明確な状態を実現しました。


まとめ

DXの本質はツール導入ではなく、

「組織が意思決定できる状態を作ること」

にあります。

Toolchainでは、業務・組織・データを整理し、継続的に改善できる土台づくりから支援しています。

まず、現場の話を聞かせてください。

どの業務から手をつけるかを、一緒に整理するところから始めます。初回のご相談は無料です。オンラインでも対応しています。